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13歳のももちゃん、そして私の誕生日

5 月 15th, 2017

トイプードルのももちゃんが来てくれました。

もう13歳ですが、去年と少しも変わっていませんでした。

ももちゃんと多留姫の滝に行くことにしました。

当方の猫、テスより柔らかな肉球のももちゃんの足に、砂利道は負担です。

そこでこんなカワイイ靴を履くことにしました。

吊り橋も平気で渡ります。

滝に水は少なく、マイナスイオンを浴びるほどはありませんでした。

ヤマツツジが満開でした。

ももちゃんにはこういった山の花より、バラかシャクヤクの花の方がよく似合うね。

☆     ☆     ☆

きょう私は70歳になりました。

ここでペンションを開業して38年経ちました。

よく無事でここまでやってこられたと思います。

ひとえにお客様と、家族や友人、アルバイトさんのお陰と深く感謝しております。

私は今まで哲学を勉強してきました。そして哲学は「死の演習」であると叩き込まれてきました。

ですから死に対する覚悟はできている、と思っていたのです。

でもそれは心身ともに健康な、若いときだけしか受入れられるものではない、ということがよく分ってきました。

いよいよ70歳を迎え、生に執着している自分にうろたえています。

あと10年、20年なんてすぐ経ってしまいます。

それで終わりかと思うと暗澹たる気持ちになります。

先日クリスチャンの知人に「皆さん信仰をもっていなくて、よく不安なく生きられるわねえ」と言われてグサッときました。

返す言葉もなく、やっぱり最終的に人を救えるのは宗教か、と力なく考え込みました。

バッハは多くの子どもを扶養し、膨大な数の作曲に明け暮れる日々の中で願っていたことはただひとつ、「死ぬこと」だったそうです。

もちろんそこには白内障の手術に失敗し、失明したことが大きく関係しているのでしょうが、バッハにとっては「もうこの身はいつ神に捧げてもいい、早く神の身許へ」と思っていたに違いありません。

よく生きる人はよく死ぬのですね。

私はよく生きたとは言えないので、そのような煩悩に苛まれるのだと心底思います。

ももちゃんのパパさんが、ギターを弾いて歌をうたってくれました。

ハッピーバースデイの歌と、『夏は来ぬ』です。

それと夕べも歌って頂いたのですが、私の大好きな『早春賦』も再度リクエストしました。

心に残るいい誕生日でした。

「そろそろ引退かな」とつぶやいたら、息子が「オレ?」と嬉しそうに言いました。

こんなバカ息子を抱えているので当分引退できそうにありません。

ああ、新緑が眼にしみる。

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