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少女たちの「お泊まり会」

3 月 3rd, 2019

ネエチャンたちと共にいられて嬉しいギャビ。

小学4年生の孫娘の友達二人が来て“お泊まり会”だった。

よく遊び、よく食べ、楽しそうにしている彼女たちを見ていたら、私の4年生のころはどんなだったのだろう、と記憶をひもといてみた。

常にフェアであったノダテルオ先生、仲良しだったキヨコちゃん、キクシマ君などが思い出されるが、中でも思い出深いのはノダ先生の指導のもと、学級新聞の制作と連載であった。

当然ガリ版刷りの粗末なものであったが、記事を書くことの面白さを私は初めて味わった。

そのころから将来は新聞記者になりたい、という漠然とした願望をもっていたが、成長する過程でそんなことは雲散霧消した。

自分にとってのライフワークとは何かを問う精神は、ちょうど小学校4年生頃から芽生えてくる。

しかしその芽を生かすも殺すも環境である。

私の場合、自立の後押しをするどころか足を引っ張ったのは身近な親、兄弟であった。

古い因習から抜けられない両親は無言の縛りを私に与え、優秀な兄二人は出来の悪い妹を甘やかし、また哀れんだ。

どちらも“女”だからということであった。

また私も女であることに縛られ、安易なところに逃げた。

それでも成人してからは(経済的に自立してからは)自分の思想や精神を中心にして生きていこうと決意した。

そして私は、これまで意思決定をしてきたのは私自身であると思っていたが、実は親の血とともに考え、かつ行動してきたにすぎないということに気がついた。

「私」とは環境そのものなのである。

このくったくなくはしゃいでいる女の子たちを見ていると、これから成長する彼女たちの芽を、大人たちは決して摘んではならない、と思った。

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