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雑草の花

10 月 9th, 2019

少しずつ秋が深まっています。

もう少しで銀色の霜が地面を塗込めることでしょう。

私はその日が来るのを待っているのです。

なぜって?

そうすれば伸び放題になった雑草が、またたく間に凍って枯れてしまうからです。

でも、その前に、そういった雑草でも趣きのある花々を、ピックアップしてみました。

誰でも知っているけれど誰も眼に留めない植物です。

どれも繁殖力が強く、他の雑草の中からせり出すように自分を主張しています。

ミズヒキ

花の姿を祝い事に使う、紅白の水引にたとえたもの。

種ができる前に引き抜いてしまわないと、来年こぼれ種が発芽して、そのうち地面を覆い尽くしてしまいます。

フウロソウ

植えた覚えもないのに、どこからか風によって運ばれてきた種が根付いた植物。

20年以上ここに居座っています。

アカマンマ

子供の頃ママゴトの材料に重宝したっけ。

正式な名称は「イヌタデ」

タデのように辛みがなく、食用にならないところから付けられた名前。

それにしても植物学者の「ことば」に対するセンスのなさにはいつも絶望します。

イヌノフグリ、ハキダメソウ、ヘクソカズラ、バフンソウ・・・・嗚呼!

オミナエシ

オミナは美しい女のこと。

エシは「べし」の転じたものとして、女らしいの意味とする説があります。

なるほど、コイツはナヨナヨしているけど、しぶとさにかけては天下一品の強さです。

そう考えれば当たっているか。

☆        ☆        ☆       ☆

古代ギリシアの哲学者プラトンは、自分の主宰する学園「アカデメイア」(アカデミーの語源)に幾何学を知らぬ者は入学を許さなかったそうです。

幾何学は哲学の基礎なのですから。

さしずめ私は門前払いされてしまうでしょう。

でも、もし私が学校をつくるとすれば、何らかの自然を探求することを目的としない者は入学させないなあ。

生命ー生ーいのち、この連関を知るためには、自然に分け入らなければならないのだから。

庭に生い茂る草々を見ていると、世界の生成と没落が手に取るように分ります。

「そんなこと、どうでもいいから早くメシをくれよ〜」

ちょっとギャビちゃん、あんたバルに似てきたわねえ。

少し痩せて凛々しくなったギャビ。

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