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早春の楽しみ

4 月 4th, 2020

ミヤマホタルカズラの青い花が好きだ。

これによく似た日本の蛍葛はもう絶滅危惧種になっている。

私がこの蛍葛に出会ったのは5歳の時。

枯れた草むらの中からのぞく、鮮やかな青色の小花の群に眼を奪われた。

その青い花に魅せられた私は、その草花がなんであるかを探していたが、中学生のとき図鑑の中にやっとそれを発見した。

実際の蛍葛には5歳の時に遭っただけで、それ以降は一度もお目にかかっていない。

だから私にとっては幻の花だったが、野草の通販サイトを見ていた時、このヨーロッパ種のミヤマホタルカズラを知ってすぐ手に入れた。

記憶の中の蛍葛とはちょっと違うけど、まあいいとしよう。

きのう久しぶりに松本に出掛けた。

花粉症用に大事にとってあるマスクを付け、1月に買っておいた携帯用の消毒ジェル持参だ。

松本からもコロナウィルスの感染者が出ているので、公共施設は非常に神経質になっていた。

友人は東京でフルタイムで働く娘さんの、小学生二人の孫を5月6日まで預かることになった。

東京は5月の連休明けまで休校だそうだ。

「76歳にもなって、孫の面倒なんてねえ」とボヤくので、「年寄りの役目は孫の養育を手伝うことらしいから、素直に従おうよ」と私は慰めた。

原村ではいよいよ学校が6日から始まる。ヤレヤレ。シメシメ。

ヨメゴのおチエも仕事が半減し、来月もらう給料がどれぐらいになっているか心配だと言っていた。

当方もお客さんがいないので閑だけど、いつまでやっていけるかなあ、と漠然とした不安はある。

こんなとき年金は有り難いなあ。

自営業者だからと、色々自衛してきた甲斐があった。

でも逼迫していることには変わりない。

とはいえ、春めいてきた陽気と、ノンキに楽しく暮らせる幸福に浸っている。

これもヨーロッパ原産で早春に雪の中からでも咲く「プルモナリア」である。

最初はピンク、それから薄紫、最後に濃い青色に変化する。

大好きな花のひとつだ。

野鳥の観察をしようと、孫がバードフィーダーを桜の枝に取り付けた。

多分、真っ先に飛んでくるのはアカゲラかな?

きょうは隣のおばさんも呼んで、野の花を観照しながら庭でお茶会をすると、ヨメゴのおチエが言っていた。

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