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もう2月17日

2 月 17th, 2021

またきょうも雪。

こんな日は犬や猫とヌクヌクと部屋に籠る。

久しぶりにピアノなんかも弾いてみる。

ヘタになっているけど、やっぱり指先から流れ出る旋律の美しさに自己満足の境地。

お客さんもなく、暇で家事など最低限のことしかしていないので、ノンビリぐうたら暮らしている。

テレビもいいけど、当方のテレビではBSが見られない。

だから本でも読むか、ということになる。

先日阿部謹也の『自分のなかに歴史をよむ』という本を読んでいたところ、こういう記述があった。

「交響曲は、キリスト教の教義に基づく宇宙の一元化のために、多声音楽として成立し、俗謡は禁止されようとした。以下略」

詳しくは書かないが、私はここを読んで交響曲の成り立ちに心から納得できた。

つまりキリスト教圏では交響曲は娯楽ではなく、世界を解釈するための一つの形ということである。

なるほどハイドンの『天地創造』などという交響曲が生まれるわけだ。

私が交響曲に対して思っていたことは、交響曲は必ずひとつの緻密な構成として終わることであり、その絶対性に、どうして西欧の人はそこまでやりたがるのかということであった。

もちろんその一つのまとまりをもった構成には私自身大いにシビレるが。

特にベートーヴェン!

でも完結をみないで相対は相対のままでおいてもよいのではないか、統一から離れてもよいのではないか、ということを60歳くらいから考えはじめた。

近頃は腰を据えて聴かなければならない交響曲は聴かない。

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