Home > 未分類 > 犬も猫も

犬も猫も

3 月 30th, 2017

春のように暖かい日だった。

薄着で外に出て、いつもより長い散歩をした。

外には緑や花の春は、ほとんど見られなかったけれど、大気だけは春だった。

その証拠に治まっていたクシャミ、鼻水、鼻づまりという、花粉症が一気に花ひらいた。

それでも構わず散歩して戻ったら、ギャビは家に入ろうとしない。

玄関のドアの外で私の顔を見上げ、盛んに尻尾を振る。

「もっと、もっと!」ということである。

仕方がないので、またもう少しだけ歩いて満足させる。

散歩中、松ぼっくりや枝をくわえて齧ろうとするので、「ギャビちゃん、ぺっ!」と叱るとすかさず放す。

以前のコマンドは「アウト!」だったが全く効き目がなかった。

きょうも散歩中「ギャビちゃん、ぺっ!」をやったら、仲良く歩いていた老夫婦が笑っていた。

隣のおばさんの猫だけど、原村と東京を行ったり来たりしている彼女だから、テスの内に「いったいワタシのお家はどこ?」という分裂が起きてしまったらしい。

でも、彼女はハッキリと自分で自分に決着をつけたようだ。

今ではすっかりウチのコになってしまったテス。

孫が小さいときに頂いて、一番大事にしているヌイグルミの犬「バジル」に寄り添っているテス。

盲導犬の役目を立派に果たし、去年亡くなってしまった「バジル」。

これを見ていると涙が止まらない。

ラファエロが描く天使のようなバジルだった。

Comments are closed.