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ギャビと散歩

11 月 8th, 2018

今年は紅葉が美しくないといわれているが、どうしてどうして楓類の赤はとてもキレイだ。

ギャビと私は冬が近くなると途端に元気になる。

起伏の多いこの地は、散歩すると汗だくになるので、なるべく薄着で外に出るようにしている。

それにしてもきょうは拍子抜けするような暖かい日だった。

こういう日の散歩は緊張感を欠く。

早足で歩いて30分くらいで散歩を終わらせようと思っていても、ついついギャビが行きたい方向へと唯々諾々と従ってしまう。

それはそれで思わぬ発見があったり、庭仕事などをしている知人とオシャベリができて楽しいのだが、予定していたことが大幅に遅れてしまう。

このトシになって時間に縛られるなんて!と自分で自分に腹を立てている。

やらなければならないことなんて、たいていは片付けであるが。

先日そろそろ冬物を出しておくか、とタンスを開けたらこんな服もあんな服もあったのか、と驚いた。

着ないままの服は、今のうちに処分しなければ管理できなくなる。

タンスの容量も私の脳の容量にも限りがあるのだから。

ギャビが誘うままに歩いていたら、いたる所で倒木が道を塞いでいた。

前回の台風の時のものだ。

70過ぎていても、こんな所は越えられるし障害物競走のようで楽しい。

根が浮き上がっている。

これぞ根こそぎ。

風の力の凄さを実感する。

スゴイいなあ、とワクワクしながら、ギャビと倒れている木を一本一本詳細に観察する。

以外と根が浅い。

ギャビは何の興味も示さないけど、浮いた根っこにオシッコをひっかけている。

「コラ!死者を冒瀆するな!」と私は叱りつける。

そう怒鳴ってハッとした。

そうだ、これらの木々は可哀想な犠牲者だ、もう枯れかけて横たわっている大木が無性に哀れに思えてきた。

誰でもいいからこれらの倒木を薪ストーブ用に役立ててくれないかなあ、と切に思った。

火葬にして欲しいのだ。それが供養というもの。

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