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富士見高原ハイキング

9 月 14th, 2020

おチエが休みで、息子が仕事を締め切りに間に合わせたので、きょうは富士見高原にハイキングだ。

ギャビと私、それに隣のおばさんの老3体にも刺激を与えなければならない。

遊覧カートにギャビも乗せ、25分かけて上まで。

よく晴れて気持ちのいい日だった。

もう私は高い山には登れないけれど、こうして遊ぶ山はいつまでも楽しもう。

この遊覧カートは自動運転で上まで行ける。

年寄りや身体障害者でも山を楽しめる。

私も杖をついて歩くようになっても来られるだろう。

上にはシャクナゲの花の群落や、ヤマツツジの群落がある。

ギャビは山の子だから、こういう所に来ると活き活きとして、鼻歌まじり(?)で尻尾を振り振り歩く。

私は親バカだから、そんな彼の姿を眺められるのがたまらなく嬉しい。

コロナ自粛が空けた隣のおばさんも元気よく歩く。

もうすぐ本格的な秋が、ススキの風に白く光ってやってくる。

隣のおばさんは、マスクなしで、こうして会話ができることに、しみじみと幸せを感ずると言っていた。

栽培種ではない山の桔梗が咲いていた。

絶滅危惧種である。

どうかいつまでもここにいてくれますように、と祈らずにはいられなかった。

私は山野草を盗掘する人間を心底憎む。

清澄な青い空と木々。

本気で意識にのぼらせながら「青い空」を見つめると、『希望」というものが降り立ってくるような気がした。

これから私たちは不動清水を目指して山道を行く。

ここは雨が降るとたちまち川になる所だ。

やっと不動清水に着いた。

この水は中近世から修験者のつかった霊水だそうだ。

とても冷たく、その美味しさに驚いた。

今までに飲んだどの水より美味しかった。

ここで昼食だ。

弁当を私が4人分今朝作った。鶏肉、レンコン、ニンジンの煮物、卵焼き、ブロッコリー、トマト、おにぎり、インスタント味噌汁。

あわてて食べかけを写真に撮った。

山用のやかんとストーブで、お湯を沸かして淹れたコーヒーの美味しかったこと!

樹下の二人。

あれが安達太良山、あの光るのが阿武隈川

高村光太郎の『智恵子抄』に出てくる詩『樹下の二人』の冒頭である。

息子夫婦を見ていたら、この詩を思い出した。

精神を病んでいった智恵子、それを支える光太郎。

知り合った最初から結婚というかたちをとらず、二人の芸術家は「個」として生きていた。

しかし光太郎は智恵子の発病を機に入籍している。

智恵子を支える日々の中から珠玉の詩集『智恵子抄』が生まれた。

きょうの“樹下の二人”を見ながら、いつまでも仲良くしていて欲しいと思った。

山を下りて駐車場まで1時間。

両側はマリーゴールドの花畑。

疲れ果てたとなりのおばさんが大の字になって寝ている。

約5時間のハイキングだった。

ギャビもぐっすり昼寝した。

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