2月22日
2 月 22nd, 2021
つい数日前は非常に寒かったのに、きょうはまるで春のような気候である。
福寿草がいきなり出てきた。
植物の智恵は大したもんだと感心しながら、大学の入学試験にどうして「生物」を必須科目にしないのだろうと思った。
特に医学部。
大抵の学生は生物、物理、化学のうち2択で生物以外を選ぶという。
点数を取りやすいというが、医者の扱うものは我々人間、生物だ。
そして私たちはもう地球の自然資産を浪費してはいけないのだ。
ウィルスはコウモリや野生動物を宿主としているが、人間が森林伐採など自然破壊によってウィルスの生息地にまで行き、おまけに野生動物を売り買いし、感染を惹き起しやすい環境をつくったのは現代社会なのである、ということを新聞で読んだ。
だから私は、将来を担う若者には動植物を扱う「生物」を学んで欲しいと切に願うものである。
この「自然」を知ったら、どんな無神論者であっても傲慢な態度を捨て、敬虔な気持ちになるに違いないのに。
我々ヒトも自然の一部であることを忘れてはならないのだ。
既に色々なかたちでしっぺがえしがきている。
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もう冬にサヨナラかと思うとちょっと寂しい。
ちぢこまってじっと暖をとる、といった自虐的な姿勢が大好きな私にしてみれば、この明るさは迷惑だなあと勝手なことを思う。
きのうはどこの街も人でいっぱいっだったらしい。
私みたいな人ばかりであればコロナウィルスも蔓延しないだろうよ。
まあ、外に出たいんだね。
犬だって朝夕の散歩の他に、毎日天気さえよければ外に出してくれと要求する。
嬉しそうに、しばらく庭で遊んでいる。
犬には食べるか、外に出るしか楽しみはないもんね。
犬でなくてよかった。