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五嶋みどりwith ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団

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 先日クラシックライブに行ってきた。五嶋みどりwith ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団の演奏会だった。

 五嶋みどりさんは11歳でニューヨクフィルと共演するなど、その天才少女ぶりを発揮していた、私は彼女のバッハを聴いてたまげた。とても11歳の少女とは思えないほどの力強い演奏だったことを覚えている。そしてお世辞にも”可愛い”と言えない容貌を気の毒に思ったものだ。しかしあの異能、異才は顔にこそ現れていたように思う。子供の演奏ではなかった。あれから何十年、彼女は数々の奇跡を生み出す偉大な演奏家に成長し、そればかりではない、地道な社会貢献を果たしつつ後進の指導を熱心に行なっている。それにつれて精神性が面に反映されるようにみるみる美しくなっていった。演奏は当然であるが、今の彼女の姿形には引き込まれるような魅力がある。可愛くなくて可哀想、なんて思った数十年前の私は大いに恥いる。ゴメンナサイ。

 演奏が始まる前、私の隣に座っていたまだ若い娘さんが「ああ、本当に楽しみです」、と私に話しかけてきた。こんなことは初めてだったのでちょっとビックリした。「ハテ、私が優しそうなオバアサンに見えたのだろうか」、と思いながらも彼女の色々な問いかけに優しく応えた。彼女はヴァイオリンを習っていたけれど挫折したこと、でも五嶋みどりさんは憧れの人だったそうである。そのうち遠慮がちに「アノ・・なんとお呼びしたらいいのでしょう・・・おくさま・・でよろしいでしょうか?」と。「いえいえオバアチャンと言って下さいな」と私は答えた。

 さて今回のみどりさんはメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とバッハを弾いたが圧巻だった。私は声も出なかった。出たのはため息。隣の若い娘は感動のあまり両手で顔を覆っていた。まだ20代の若い娘なのに高いチケット代を払ってよく足を運んだなあと感心した、きっとこの娘の未来は清らかで豊かなものになるだろう。なぜなら五嶋みどりという高潔な音楽家によって方向づけられているのだから。

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 友人がまだ青い蕾の「啓翁桜」という桜の枝を2本くれた。暖かい部屋に置いたらみるみる花ひらいた。毎日食卓でちょっとした花見をしている。当地では桜の開花は4月の終わりから5月だからとても嬉しい。ウーちゃんアリガトウ!

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