福寿草が咲いた。寒冷地に春を告げる花だ。太陽を全身に受け止めて金色に輝いている。とても不思議な植物だ。ここに住み始めた時からこの福寿草は毎年必ず顔を見せてくれる。福寿草は花が終わったら葉を茂らせ、充分光合成を終えると地上部分が消えてしまう。その後何回草刈りをしても福寿草は地下深く潜って翌年まで眠っている。どうしてここに生えているのか分からないけれど、3月この花に会えると気分が高揚する。
隣のおばさんの猫「メイちゃん」が現れた。私が「メイちゃん」と柄にもなく優しい声で呼ぶと「ニャニャ」と返事してくれた。コロコロ太って可愛い猫だ。しばらくメイちゃんと会話を楽しむ。といっても相手は「ニャニャ」と応えてくれるだけだけど。たまには言葉のないコミュニケーションもいいものだ。そのうちメイちゃんは私のことが煩わしくなったのか自分の家に帰っていった。



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