最近の散歩は雪の道を歩くことにしている。当然靴にはカナダ製の滑り止めを装着している。圧雪された雪は滑りやすいから。
過去何十年この靴に取り付ける滑り止めを試してきたが、日本製はまるでダメ。やっぱりその国の実情に合ったものが一番いい。というわけで私は防寒靴も、耳当ても、帽子もカナダ製を愛用している。しかも長持ちすることこの上ない。じゅうぶん元は取った。
私が今までずーっと思ってきたことは、この社会の中心部にいる人たちは「技術」というものを軽視していることである。すべての技術者たちとは言わないが、彼らは謙虚で金銭欲が希薄なので軽く扱われてしまうということを、私はずーっと感じていた。
「技術」は「知」の最たるものだということであり、これによって我々は支えられているのだという認識が文系知識人には欠けている。どんな企業でも(小売業であっても、サービス業であっても)技術という基礎的な支えなしには立ち行かない。
原発をはじめ事故の多くは、技術者に対する軽視があったためと言わざるえなかったことが、素人の私でも分かる。
昨今”科学技術の暴走”などということが流行り言葉のようになっている。でもそれは科学技術が暴走するのではなく、それをよく知らない人たちが誤って使うからなのではないだろうか。
この道は犬とよく歩いた散歩道だ。一年を通じて四季折々美しい表情を見せてくれた。5月、道の両側には白いニリンソウが咲き乱れ、私はこの上ない幸福感に充たされた。その中でくつろぐギャビの可愛らしかったこと。
この大好きな散歩道に無粋なものが登場した。一軒の喫茶店だ。Coffee一杯が千円だそうだ。東京の人が週末や季節営業しているという。好奇心旺盛な私は一度は行ってみようかなと思う。批判はそれからでも遅くはない。




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